アラサー主婦、スペインで大学院生になる。

夫の都合でスペインに引っ越した三十路半ばの主婦が、大学院生になりました。渡西一年でDELE B2をギリギリ取得、ぜんぜん足りないスペイン語力に苦しめられながら、翻訳を学び中です。 

オンラインスパニッシュで、アウトプット

スコットランド発の教材、「Coffee Break Spanish」で、スペイン語の勉強を始めた私。

通勤中、お昼休み、退勤後の時間をちょこちょこ使い、1日1~2レッスンのペースで1か月ほど続けた頃、だんだん、「おっ、これは結構いけるんじゃないかなー」と思い始めました。

そこで、1か月の勉強の成果を試すべく、オンラインスペイン語講座に申し込みをしました。ただただ座ってレッスンを聞いたり、単語を覚えたりするだけじゃなく、とりあえずスペイン語を使って、誰かと話してみたかったのです。喋るのって、練習が必要だしね。

オンライン講座に申し込んだ当時は、本当に基本的な表現と、ser, tener, estar および規則活用のar動詞、er動詞、ir動詞の現在活用を覚えたばかり、というような状態だったので、毎回しどろもどろになりながら、クラスを受講していました。それでも、意外と楽しかったです。覚えたての言葉で一生懸命喋るのは、なかなか心躍る時間でした。

夕方や夜は、当日になってみないと予定が見えないことも多かったので、だいたい、朝、通勤前の時間に受講していたのですが、これも目が覚めて良かったです。通勤前に集中して外国語を話すことで意識が明瞭になり、心なしか仕事にも意欲的に取り組むことができた気がします。

オンラインスペイン語講座は、結局5か月ほど続けました。

「やってて良かったな」と実感したのは、特に渡西直後ですね。いくら頑張って文法や単語、表現を学んでいても、実際に話したことがなければ、言葉は口をついて出ません。渡西後、飲食店での注文や、ホテルのフロントでの応対、買い物などを曲りなりにもこなせたのは、ひとえにオンラインスパニッシュで練習したおかげだったと思います。